スタッフブログ

皆さんこんにちは、SVの松井です。
皆さんのお住まいの地域には方言がありますか?
私が住んでいるところ(新潟)にも様々な方言があります。
「とても」のことは「ばか」と言いますし(だから「ばかうけ」という米菓もあります)
「だらしない」のことは「しょったれ」と言います。
「卵が孵る」ことを「卵がみよける」と言ったり、授業などで指名さることを「先生にあてられた」ではなく「先生にかけられた」と言います。
様々な独特な言い回しがあるので、たまにほかの地方のセラピストに通じなくて「しまった!」と思うこともあります。
先日、あるお子さんに性別・世代の課題を教えていました。
様々な年代の男女の写真を見せて「これは?」と聞き、「男の子」「女の子」「おじさん」「おばさん」、はたまた「おじいさん」「おばあさん」と年代と性別を区別していくという課題です。
お母様に「こういうの出来ますかねえ」と聞いてみると「もしかして出来るかも…」とのお答え。それでは試しに…と
おじさんの写真を見せて「これ誰?」と聞いてみました。
するとお子さんはじーーーっと写真を見て、一言。
「・・・あちさん。」
あちさん、とは新潟の方言で知らない人を意味する幼児語です。「それ、あちさんのだから触らないんだよ」とか「あちさんのおうちだからそっち行かないんだよ」などのように使います。
つまり、おじさんもおばさんも、お兄さんもお姉さんも、子どもにとって知らない人は全部「あちさん」で済んでしまうのです。
これにはお母様と顔を見合わせて
「た、確かに…。」
と苦笑してしまいました。
(男の子の写真を見せて) 「これだれ?」 「あちさん」
(おばあちゃんの写真を見せて) 「これは?」 「あちさん」
(ママの写真を見せて) 「じゃあこれは?」 「…ママ。」
そうだねぇ~!
ひとしきりお母様と笑った後、ちゃんと性別と年代をしっかり教え、今ではちゃんと「おじいちゃん!」「おばあちゃん!」と区別して言えるようになりました。
こういうふとした時に、もうたまらなくかわいい!おもしろい!って思っちゃうんですよね。
今回は、セラピー中のほっこりエピソードのご紹介でした☆
松井

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