NOTIAの目指すもの

NOTIAはNO TEAR(泣かないで)。「泣かないで。私たちがついています。」というメッセージを込めています。

NOTIAはNPO法人つみきの会に入会してABAセラピーに取り組む親御さんを支援するために生まれました。NPO法人つみきの会は、自閉症を中心とする発達障害をもつわが子のためにABAホームセラピーに取り組む親たちの会です。2000年にスタートし、現在、全国に1700名ほどの会員がいます。

ABA(応用行動分析)は、別名、行動療法ともいい、行動主義心理学に基づいて、1960年代から主に米国で発展してきたアプローチです。中でも自閉症をはじめとする発達障害児の療育法として、非常に高い効果を発揮して注目されています。ABAが自閉症の子どもたちの発達促進、行動改善に最大限に効果を発揮するためには、月に1、2度、専門施設で療育を受けたくらいでは十分ではありません。毎日、最低1時間は取り組む必要があります。そのためには親御さんが自らセラピストとなってホームセラピーを行なうことが望ましいのです。しかし自閉症の子どもに何かを教えることは、想像以上に難しいことです。まして親にとってはそれ以外の家事や兄弟の面倒を見ながらのセラピーですので、大変ストレスがたまります。そのため、つみきの会に入会しても途中で挫折してしまう親御さんが少なくありません。

そこでつみきの会では、そういった親御さんたちを支援するため、ABAの専門的な知識と技術を持った「ABAセラピスト」を独自に養成し、希望される会員のご家庭に派遣することにしました。それが今のNOTIAの起こりです。幸い、つみきの会が育成するセラピストは親御さんたちに受け入れられ、セラピストの数も徐々に増えて行きました。現在、全国で50人近いセラピストが活動しています。

NOTIAが目指すのは、自閉症をはじめとする発達障害を持つ幼い子どもたちのために、親とセラピストが対等な立場で協力し、励まし合ってABAセラピーに取り組む、という療育スタイル(親・セラピスト協同型療育モデル)です。わが子が「自閉症」あるいは「発達障害」と診断され、なすすべもないまま悲嘆にくれる全国の親御さんたちに希望の笑顔をプレゼントするために、NOTIAはこれからも活動を続けて参ります。