NOTIAの役割

NOTIAの役割はつみきの会に入会してABA早期家庭療育に取り組む親御さんを支援することです。そのため親御さんの依頼に応じて、週2日、1回2時間を原則として、訓練を受けたABAセラピストをご家庭に派遣します。

NOTIAがつみきの会の会員に限定してセラピストを派遣するのは、親が自ら積極的に療育に取り組むのでない限り、たとえ週に数日セラピストが訪問セラピーを行なっても、十分な効果を上げることは難しい、と考えるからです。

週2日を原則とするのは、日本ではまだABA療育が公的支援の対象ではないため(米国、カナダの一部の州ではABA早期家庭療育が公的資金援助により実施されています)、多くの家庭にとってそれ以上の日数だと経済的な負担が大きすぎるからです。しかし親御さんご自身が熱心に療育に取り組んでおられ、セラピストのスケジュールにも余裕がある場合には、週3日以上の訪問希望にも応じさせていただきます。

親御さんとセラピストが対等な立場で協力し、励まし合いながら息永くABA家庭療育を続けて行く。これがNOTIAの目指す新しい自閉症療育モデルなのです。