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こんにちは。北海道、秋本です。
最近も寒暖差が激しい感じですね。
東京から半袖でやって来た知人が「寒い・・・寒い・・・暑い!」と言っていましたが、ずっと暑いよりはマシかもしれません(笑)。
先日、ある施設での個人療育場面を見る機会がありました。
やっていることを大雑把に言うと、お子さんと一緒に遊ぶというだけなのです。
1.お子さんのアクションに対して、大人が何か面白い反応をする
2.その内の一つをお子さんが気にしだす
3.何度も繰り返してパターン化する
4.大人が違う反応に変える
5.お子さんが嫌がる
6.大人が元の反応に戻す
7.お子さんが喜ぶ
あとは4~7の繰り返し。
時間が経つにつれ、お子さんは4の反応も楽しんでいる様子でした。
あるパターンを一度作ったら、少しずつ違ったパターンをも許容、楽しめるようにしていく。
また、遊びなので強化も十分。
ABA的な要素がふんだんに盛り込まれているように見えました。
そして、この関わりを遊んでいるだけと書きましたが、本当の目標はお子さんに「他人への興味」を持ってもらうことだったのです。
これは簡単ではありませんが、とても大事なことだと思います。
勿論、お子さんにとってはお菓子や玩具といった、「物」での楽しみも必要です。
ただ、それだけにはならず、身体接触の遊び、玩具を通して相手の反応を楽しむなど、「人」での楽しみ方を見出して貰いたい。
そのために、大人が色々な身体接触であったり、唐突に変な動き(お外では出来ないような!)をしてみる。
思いついたことをガンガン試しながらも、お子さんの反応をよく見て強引になりすぎないよう、押したり引いたりしながら関わっていく。
セラピー中の遊び時間もそんな風に大切したいと改めて思った夏の日でした。
沢山のハズレの中から、お子さんの楽しめるアタリを見つけたいものです!

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