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毎年恒例の「ABA支援者養成講座」が東京で行われました。
7月29日〜31日の三日間の日程で今回もみっちり原理と臨床を学んでいただきました。
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初日は原理を中心に講義が行われました。ABAとは何か、ディスクリートトライアルの話、そして課題の内容などについて具体的な話が進みます。セミナー終わりには皆さんでお茶タイムもありました。
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デモのお子さんにも参加していただき、より実践的な内容の練習です。
「とってきて」の課題では、「パン、とってきて〜」といわゆる普通の調子でいうとお子さんはパンを取ってこれませんでした。そこで指示の出し方を「パン!(大)とってきて(小声)」というとできました。そこから少しずつ言い方を変えていきます。そのほかにも「ぶ!ど!う!」だと言い方が不自然で分からず。「ぶどう!」だと取りに行けたり、「おせんべい」だと取れず「せんべい」だと取れるなど、普段気にしないくらいの些細な違いが大きな違いを生み出しました。
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教材を勝手に触ってしまうお子さんにどうやって触らないでいることを教えるか、の説明です。
最後には、実技と筆記の試験がありました。
真夏の暑さに負けず熱いABAの支援者養成講座。
今回受けられなかったという方も、ぜひ次の機会には受けてもらいたいと思います!

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