こんにちは。北海道、秋本です。
まだ「夏」ですね。ここでバテずに頑張って行きましょう!
前回の記事で、身体接触による強化も大事にしたいと書きました。
ただ、これが苦手だという方もいるようです。
私も最初は「こちょこちょ~」とやってみてお子さんに拒否され、「もうどうして良いか分からない、困った・・・」となっていました。
お子さんとの接触に慣れた親御さんや、創造力豊かな方であれば自然と色々な方法が浮かんでくるかもしれません。
そうでない場合、いざお子さんと向き合って座った時に固まって仕舞わないよう、リスト化しておくのも方法の一つでしょう。
・くすぐる
・押す
・引く
・突っつく
・なでる
・ふる
いくつか挙げてみました。これだけですと「6パターンしか無いじゃないか」と思われるかもしれません。
ですが、実際には6回試して終わりとはなりません。というのも、「どこ」に対してアクションするかという違いがあるからです。
・頭
・肩
・腕
・お腹
・足
それぞれのアクションをそれぞれの部位に行うとすれば、6×5で30通りになります。
ところで、私がSVセラピストさんに指導していただいたときにこんなことがありました。
私がお子さんを突っついても、お子さんはつまらなそうにしたり、嫌がっていました。
ところが、SVさんが突っつくとお子さんは楽しそうに笑っているのです。
パッと見では違いが分からなかったのですが、SVさんの「突っつく」はお子さんの身体に軽く触れる程度のごく弱いものでした。
そのお子さんが心地よさを感じるにはそれで十分だったのです。
一方、一年前の記事で大西さんが書かれていたように、刺激が弱すぎてお子さんが喜んでくれないという場合もあります。
身体接触を行う際はその強さによってもかなり違いがあるようです。
・弱めに
・適度に
・強めに
それぞれの強さも含めて90通りになりました。アクションや体の部位はまだまだ有るので、もっと沢山試すことが出来るはずです。沢山試せば、お子さんが喜ぶ身体接触が見つかる確率も上がるはず!
ただ、警戒心が強かったり、感覚が過敏であったりして全てを拒否するお子さんもいるでしょう。
それでも完全に諦めはせず、時々試すようにしています。
人と人との身体接触がもたらす様々なものには、それだけの価値があるように思えるのです。