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8月24日京都で開催中の日本行動分析学会で、自主企画シンポジウム「応用行動分
析に基づく早期療育に対する公費化の可能性」を開催しました。
出演者はつみきの会の藤坂代表と、とABA公費化を目指す会代表の高原さん、児童発達支
援事業所マママとまままの代表の林さん、アジアパシフィックABAネットワー
ク代表でありBCBA-Dの田中桜子先生、そして鳥取大学の井上雅彦先生です。
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60名を超す聴衆の方々が集まって下さいました。
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シンポジウムの主な内容は、最初に藤坂代表がABA公費化をなぜ求めるか、について全体説明した後、高原
さんが親としての視点そして医師としての視点から、公費化の必要性を訴えました。
その後、林先生は全国でもまだ数少ないABA個別療育専門の発達支援事業所を主宰する立
場から、現在の障害児福祉制度の枠内でも、ABAがかなりの効果をあげることが
できることを、事例を通じて明らかにして下さいました。
次に、田中先生は、やはり自閉症児を持つ親としての立場から、お子さんがカナダで自閉症と診断され
たときに、カナダで早期集中行動介入(EIBI)の公費実施が始まり、お子さんが飛躍的な進歩をして、国連機関でスピーチを述べるまでに至った経緯をお話ししてくださいました。
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井上先生はまとめとして、今後どのようにしたらABAの公費化を実現させていけ
るか、についての見解をお話ししてくださいました。
ちょうど台風が来ていて、交通費不安があったこの日でしたが、集まった皆さんの熱量はアツく、とても充実した時間となりました。
これからの世の中を変えていくための小さな一石を投じることが出来たのではないかと思います。
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