思わず反応してしまった

梅雨のこの時期、洗濯物が乾かなくてイライラしている松井です。
さて、先日セラピー訪問をした際のエピソードを紹介しようと思います。
A君は現在つみきプログラムの中級をやっています。ひらがなも50音読めて、現在濁音や半濁音に取り組んでいます。
そんなA君にひらがなを読んで、そこに触る(またはそれをする)課題をしてみました。
初めのカードは「あたま」ひらがなで「あたま」と書かれたカードをA君に見せます。
するとAくん、一つ一つ読んでいきます。
「あ・・・た・・・ま・・・・」
「そう、触って?」
「・・・?????」
読めるけれど、それがいつも聞いている「あたま(さわって)」の指示だとは気が付きません。
「もう一回読んで」
「あ・・・た・・・ま・・・」
「そうそう、そうだよ。もう一回」
「あ・・た・・・ま・・・あたま!!あたま!!(と言って触る!)」
何回か読んでいるうちに、自分がいつも聞いている「あたま」だと気が付きました!
その瞬間、目がキラン✨と輝き、嬉しそうに自分の頭を触るA君。わかるって嬉しいよね!と私まで嬉しくなりました。
次は「おめめ」そして「みみ」「おなか」と次第に色々な課題が出来るようになったA君。「ば」も読めたので「ばいばい」も読んですることが出来ました。
次に「はあい」
挙手をして「ハーイ」と手を挙げるしぐさですが、ひらがなで書くと「はーい」ではなく「はあい」が正解ですよね。
(これ、難しいかな・・・)
と思いながらも物は試し、とやってみました。
A君にひらがなで「はあい」と書かれた紙を見せます。
「はい、読んで」
実はAくん「は」の発音が苦手で「あ」と発音してしまいがち。この時も
「あ・・・あ・・・い?」
と言ってしまいました。
すかさずプロンプトして「は!」と言わせようとしましたが、「あ」と言ってしまいます。
「あ・・・あ・・・い?あ・・・い?・・・あ・・・あいん?あいん!アイーン!」
とあの有名なギャグ、アイーンを振り付きでしかも下あごを出しながら完璧にしてくれたのです。
これにはさすがの私も失笑してしまいました。
本来ならば間違いなので無反応で返さなければいけないこの場面。けれどあまりに上手なアイーンに笑いをこらえることが出来ず机に突っ伏して肩を震わせて笑ってしまいました。
その後、書き方が悪かったな、と反省した私は「はあい」を「はい」に書き換え、無事に成功を導き出すことが出来たのでした。
日頃のセラピーには感動もありますが、こんなに面白い瞬間もあったりします。
セラピーをされている方ならわかる、あるあるなのでは??

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