スタッフブログ

関西地区の楓です。
出産のため、しばらくブログもお休みをしていましたが、復活です!
最近の大阪はすごく暑くて日中は半袖じゃないと汗がすごく出ます(>_<)
さて、みなさんはセラピーをするときに、どんな言葉をチョイスしていますか?
例えば動物の「ゾウ」を名前付けする時は「ゾウさん」ですか?「ゾウ」ですか?
同じように名前付けや音声指示、動詞の練習などをするときに、どの言葉を使うか迷うことがよくあります!
そんなときは親御さんに相談をして、親御さんが普段使われている言い方や一般的に使われている言い方(標準語)などを選び、お子さんに教えています。
でも地域によって方言で言い方が違ったり、家庭と園で違ったりしますよね(>_<)
例えば関西では、
「捨てる」 → 「ほかす」
「片付ける」 → 「なおす」
と言うことがよくあります。
なので、まずは「捨てる」「片付ける」の言い方で練習をして完璧にできるようになった上で、余力がありそうなら「ほかす」や「なおす」の言い方も練習することがあります
ここで混乱してしまったら、初めの言葉のみに戻します!
他にも…
「違う」 →「ちゃう」
「画鋲」 →「押しピン」
「ものもらい」 → 「めばちこ」
「壊れた」 →「つぶれた」
「つかれた」 →「しんどい」
などなど、地域によって本当にいろいろな言い方がありますよね!!
言葉に関して親御さんと相談をするときに、もう1つ気をつけていることがイントネーションです。
イントネーションもご家庭で様々なので、親御さんと同じイントネーションで指示を出せるように気をつけています
「バナナ」は「バ」にアクセントをおくのか、2つ目の「ナ」にアクセントをおくのか、ということです!
お子さんのセラピーに関わる大人は、1つの物に対してどの言葉を使うのか、どのようなイントネーションで指示を出すのかということを統一することが大切ですね☆
お父さんとお母さんで指示の言葉が違う、お母さんとセラピストでイントネーションが違うなどということがあると、お子さんが混乱してしまうことがあるからです(>_<)
実際に親御さんと私のイントネーションが違うことで混乱してしまったお子さんもいました(>_<)
新しく園が始まると園の先生の指示が今まで使っていない言葉で、上手く動けないお子さんもいます
ことばのチョイスは難しいですが、できるだけお子さんが生活しやすい言葉を選んであげて、もし新しい言葉で上手く反応ができていなかったら大人がそれを察知して、新しい言葉を教えてあげれたらなと思っています

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