スタッフブログ

東海地区の大西です。
私は来月、代表の企画したツアーでアメリカに行くことになりました。
ずっと実感が湧かなかったのですが、さすがに「ほんとに行くのだなぁ」と感じ始めました(遅)
ひと月後の今頃はアメリカに……[emoji:i-282]
そう思うと、楽しみなような、不安なような、です。
その間お休みしてしまう担当家庭にはご迷惑をおかけしてしまいますが、
たくさんのことを学んで、今後のセラピーに活かしていきたいと思います。
さて、話は変わりますが、
最近担当のお子さんが自分でTシャツを着られるようになったので、
今日はその方法をご紹介したいと思います。
そのお子さんは、洋服の「表」「裏」の名前付けが難しそうだったので、
着る向き(Tシャツだったら裏の裾、ズボンとパンツだったら表の上部)にワッペンを貼り、
それを目印に着る練習をしました。
そして「(ワッペンに)タッチ」と声かけしたり、プロンプトとしてタッチする素振りをしてみせると、
ちゃんとワッペンを探して正しく着られるようになりました。
でも、その後が問題で、そのお子さんはいつまで経っても自発的にワッペンを探そうとしませんでした。
そもそも服に向きがあることが分かっていないので、
プロンプトがないとそのまま、襟の側からでも頭を入れてしまいます。
そこで、思いきってTシャツの正しい向き(裏側の裾)の下部に、黄色のビニールテープを張りつけました。
さすがに、ものすごく目立つので、
お子さんもすぐに、「あれ、あの変なテープどこ??」という感じで(しゃべりませんが)、
その面を自ら探して着られるようになりました。
出来るようになったら、テープはフェードアウトしたいので、そこから長さを徐々に短くしていきました。
元からあったワッペンの上に、5mm角ぐらいのテープを貼るぐらいまで小さくして…
最終的には、テープを貼らなくても、ワッペンを探せるようになりした。
お子さんが、ゴミのように小さくなったテープを、ワッペンの上に発見したとき、
「えっ まさか!これ??」という感じでまじまじと見て確認していたのが、ちょっと可愛くて面白かったです[emoji:i-278]
同じところで躓いているお子さんのヒントになりましたら幸いです[emoji:i-228]

Leave a comment